こんばんは。最近『あつ森ブログ』になってるので、何か違う話題も書きたいなぁ~と思っていたところ、あつ森の合間に少しずつ進めていた『二ノ国 白き聖灰の女王』をクリアしたので感想をお話しようかと思います!
二ノ国とは
最初は『二ノ国 漆黒の魔導士』というタイトルで2010年にニンテンドーDSで発売されたゲームでした。
前々から“ジブリのRPG”ということで気にはなってたんですが、なかなか買ってやろう!ってタイミングが無くて。
調べたところ、DSの時はタッチペンで下画面に魔法陣を描かないと魔法が使えなかったみたいですね。DSならではの操作でなるほど!とは思うのですが、魔法陣を暗記するか、魔法陣一覧の本(マジックマスター)を見ながらじゃないとプレイ出来ないと思うとすごく面倒臭い仕様だったんだなぁと思います(;´Д`)
私は『二ノ国 白き聖灰の女王 for Nintendo Switch』ということでDS版に追加要素が入ったSwitch版プレイだったのですが、DSで出た頃からいつかやりたい!と思って数年が経ってしまいましたが結果的にこのリメイク版でプレイできて良かったと思います。
私は、2020年春のSwitchのレベルファイブのゲームソフトセールで1000円(税込)で購入することが出来ました!!(現在セールは終了しています)
いつプレイ出来るかわかんないけど1000円のうちに買っとこう!と思って(^^)
あまり事前情報も調べずにプレイし始めたので、1000円なんだし大して長編じゃないのかな。当時あまり売れなかったのかな。と思ってたんですが、1000円なんてとてもじゃないほどしっかりとしたRPGでした!!ありがとうございました!!
最初のうちはあまり世界観に入り込めなくて、「うーん」と思いながらももうちょっと慣れてくるまで頑張ってみよう!と思いながらプレイしていました。
でも途中からどんどん面白くなってきて最後までめっちゃやり込みましたよ!!
批判的な内容も含めてしまいますが、私個人の感想を述べていきたいと思います。
※以下はゲームの内容やストーリーに触れていきますので、ネタバレを見たくない方はご注意ください。
ストーリーに関して
「なんでこんな小さな少年が旅に??」という所から始まるんですが、もう最初から主人公のオリバーくんが可哀想で仕方ないんです。
「そーゆー流れで冒険に出るのか・・・。それは助けてあげたい!!」ってなっちゃうんですよねぇ・・・。
細かく書くと長くなるので割愛しますが、川に転落した主人公オリバーを助けようと駆け付けたお母さんが川に飛び込んで、無事に助けられたのですが・・・心臓が弱かったお母さんはそれが原因でそのまま亡くなってしまうのです・・・。
パッと見、母子家庭のようで、幼いオリバー独りぼっちでこの先どうするんだろう。という暗いストーリーから始まります。
しかも自分を助けようとしてお母さんが死んじゃったなんて、絶対一生のトラウマじゃん。まだママに甘えたい年齢じゃん。1人で生きていけないじゃん。っていうかこの平和そうな世界でこれからどうゆう流れで冒険するの??
最初は色々と頭が混乱していました。
するとオリバーの涙で覚醒して復活した妖精さんが、「世界は2つあって、あっちの世界で対となる人を救えばオマエのお母さんも生き還るかも」って言うんです!!
そりゃお母さん助けたいもん!「生き還るなら生きててほしい!よし、もう1つの世界とやらに行ってみるか!」となるわけなんですね~
そして私が勝手に思い込んでいたより長~い冒険が始まります。
結局長~い冒険の末、お母さんは助からないことが判明。ここで私ツラくなる。
長い旅路の末、大切な仲間もできたけど、でもオリバーにとっては“二ノ国”が自分の世界じゃないから“一ノ国”にいつかは帰らなきゃいけない。お母さんも、仲間になったみんなも居ない。えぇ~可哀想すぎない???
もちろん“一ノ国”にも友達いるけどさ・・・。
冒険のおかげですごくたくましく成長したけど、めでたしめでたしにはならないんだなぁ~(T_T)って思いました。
声に違和感
“最近のジブリあるある”なのかもしれないですが、主要キャラは俳優さん女優さんがボイスを担当しています。
これがどうしても仕方ないのですが、上手な人・そうじゃない人がおりまして・・・。
私それほど声優さんに詳しくはないですけど、「うわっ!?」って一瞬で違和感を覚えるキャラが数人。ひどい時は「良いシーンなのに全然話が入ってこない」と思うほど。
この先、普通にキャラ名で感想を書きますので『ネタバレOKで記事を読んでる未プレイの方』にはわかりづらいかもしれませんがご了承ください。
主人公のオリバーくんは多部未華子さんなんですよね。
さすが主人公を担当するだけあって違和感なく聞けました。少年ボイスお上手ですね。(←何様だよw) たま~に女性らしい声色が出ちゃうんですけど、基本的にオリバーの声には違和感なくプレイすることができました。
マルは長澤まさみさん。独特な棒読み感(声優慣れてない感)が最初は気になっていたのですが、途中からあまり気にならなくなりました。でもマルがしゃべってるとどうしても長澤まさみさんの顔が浮かんでしまう。でも可愛かった。マルが仲間ですごく良かった。
ジャイロは声優さん知らずにプレイしてました。でもやっぱり本業の人じゃないな!?って思って調べたらまさかの大泉洋さんでした!レベルファイブだしレイトン繋がり!?w
なんでこんなオッサンで性格悪い奴がパーティメンバーに・・・と思ってたが、今まで取れなくてずっと気になってた宝箱がジャイロのおかげで取れるようになって、おっイイ奴じゃん♪ってなるところまでが一連の流れ。
担当声優見て一番ビックリしたのがシズク。周りがみんな俳優女優さんだから、案内役の妖精(シズク)はプロの声優さんを使ってるんだなって思ってたんです。ジャイロの声を調べる時についでに見たら、まさかの古田新太さん。すっごいお上手ですね!
調べたところ、声優業も今回だけではないそうです。全然違和感なかったもん。妖精なのに可愛くないところとか(笑)声オッサンなところは、慣れてきた頃からはすごく好きでした。ずっと一緒にいてくれてシズクありがとうね。
ラース。お前はダメだ。www
声もしゃべりもダメだけど、今更パーティに入る意味ある!?ってゆう存在。試しに1回使ったけど何かしゃべる度に違和感すごすぎてソッコー控えに戻した。たぶん溝端淳平くんは悪くない。キャラの声に合ってないし声録ってOK出した人に問題ありかと。
他には、芦田愛菜ちゃんは何歳の時の録音だろう?めっちゃ可愛い~♡ってのと、オリバーのお母さんも声合ってない。感情がない。感動シーンが台無し。っていうのが言っておきたいところ。
“白き聖灰の女王”レイナスは比嘉愛未さんだったんですね。レイナスはすごく綺麗な声で違和感なく聞けました。やっぱり役者さんをしていても声優業って向き不向きがあるんですかね~。
山口勝平さんが出てきた時には一瞬で気付きました!ww
まわりが“ある意味ジブリっぽい”口調の人ばかりだったので、マークがしゃべった時は逆に「オーバーリアクションな人が1人だけいる!!!」状態でしたwwやっぱりプロってすげぇ。
マーク=トンボ(魔女の宅急便)に見えたのは私だけじゃないはず。
ゲームの仕様について
自分たちでも戦えるけど、魔物(イマージェン)を仲間にして戦わせるってのが新しい!と思いました。
最終的にはオリバーの魔法連発してるのが強いんですが、イマージェン育てるのも楽しかったです。
でも、せめて控えメンバーにも経験値が入れば良かったのに。たくさん仲間になるうち、それぞれ3体ずつ連れていける(3人×3体ずつ=9体)、ラース加入で+3体。残り3枠に控えイマージェンを連れていけるのですが、戦闘中に入れ替えられる訳でもないし、イマージェンのHPやMPも関係ないからまぁ控え枠は使わないよね。経験値入らないラースも使わないまま終わったよね。w
他のRPGみたいに傷ついたら控えと交代してダンジョン進もうってならないからね。
このゲームの仕様上、回復役を馬車に入れておこう!とかもないしね。
というかぶっちゃけ1人で3体も使わないよね。メインのCT(コネクトタイム)が切れそうになったらサブに交代。少し戦ってる間にメインのCTもう回復してるからメインに戻す。って感じで、もう1体は完全に“レベル上げて進化させたい枠”になってました。
控えメンバーにも経験値が入るんだったら、お雑魚ちゃん達もどんどん進化させてイマージェン図鑑ももっと楽しく埋められたのになぁと思います。(あとラースのレベルも。)
クエストをこなしていく作業は私は好きなので全然苦じゃなかったです。スタンプを溜めて自分の好きなものから優先して景品と交換って感じも好きです。
でもそのクエスト報酬がクソすぎるww
●序盤の『ジャンプができるようになる』→説明文に意味はない。と書かれていたが本当に意味がなかった。ジャンプ連打してれば走りより若干速い気がするって程度。だったらもっと速く走れるダッシュが欲しかった(ちょっとだけフィールド移動が速くなるのもあったが町中でも使える超ダッシュが欲しかった)。広大なフィールド、広めの町中もあの速さで行ったり来たり移動するのが最初から最後までストレスだった。
●『買い物の値段が安くなる』→微々たるものすぎる(ToT)
●『MP消費が少なくなる』→そりゃこーゆーご褒美あるよな~!だって最大MPと消費MP見合ってないもーん!これで戦闘が楽になるね!って思ってワクワクで獲得したら「( ゚Д゚)ハァ?」ってなったやつです。消費半分とか3分の1とかにしてくれれば良かったのに全然嬉しくない微々たるものです(ToT) 誰このご褒美考えたのは。こんなんだったら後回しにすれば良かった。嬉しくってすぐセーブしちゃったんだよね。悔やまれます・・・。
もらえる報酬が少しずつ開放されていく仕様だったので、上にも話題に出した『控えメンバーにも経験値が入る』がいつかきっと来るんだろうと思ってたので最終的に無いのがわかった時は非常に残念でした。結局、控えは控えのまま交代することもありませんでした。
クエストで『〇〇を連れてきて』っていう時に控えに入れて連れて行くってくらいしか利便性を感じられずかな。
他の報酬も“微々たるもの”すぎるんだよ。もう少し目に見えて嬉しくなるほどの報酬だったら良かったのにと思いました。
最後に
いや~、あのフィールドでずっと聴いていた壮大なBGMに歌詞が付いてさらに壮大に歌っていただいたエンドロールは聴き惚れましたね~。すごく良かったです。
なんか色々文句も言っちゃいましたが、すごくのめり込んで最後までプレイしましたよ!クリア後の追加クエストもあるので最後の最後まで楽しみたいと思います!
クリアまでプレイ時間70時間超えです!ちまちまプレイしてたのでけっこうな期間楽しめました♪まだまだ続けるぞー!
今はもう1000円というビックリ価格では購入できませんが、この値段で素晴らしいゲームに出会えて感謝しています。
続編もあるようなので(二ノ国2)ちょっと気になってます。パッと見ストーリーは繋がっていなさそうなので急いでやることもないかな。
他の積みゲーを消化していこうと思います!(^▽^)
1記事でまとめようと思ったら超長文ブログになってしまいました!(;´Д`)
最後まで見てくださった方ありがとうございましたー!!